アカルイミライ オダギリジョー初主演作品 こっそり松山ケンイチ 加瀬亮も出演

あらすじ
他人とうまく関わり合えない青年・雄二。ある夜、彼が唯一心を許せる同僚の守が勤務先の工場長夫婦を殺害した。

刑務所へ面会に訪れる雄二に対して、彼に譲ったペットのアカクラゲのことばかり、守は気にかける。苛立つ雄二は水槽をひっくり返してしまうが、クラゲはそのまま床下に流れ去っていく。それからしばらく後、雄二にだけ分かる“行け”のサインを残して、獄中で守が自殺した。

制作年/2003年
制作国/日本
公開日/2003/01/18
上映時間/115分
配給/アップリンク

キャスト情報

主演:浅野忠信
邦画と言えばこの人とまで言われる知名度と人気。加瀬亮やオダギリジョーも強く影響を受けた人物。

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主演:オダギリジョー
身長が高いイメージだが実は176cm。カリフォルニア州立大学フレズノ校で演劇学を専攻していた。

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日常に放つ迫撃砲のような作品。

例えば、あと三十分後に北にある某国からミサイルが着弾します、皆さん避難してくださいとテレビのテロップに流れたとして、そのリアリティーをどこまで感じられるか。
それが家庭なら、きっと一番最初に荷物をまとめはじめるのは、お母さんでしょう。

一番のんびりするのは、気持ちも体も繋がり始めのカップルでしょう。

危機の対岸には、怠慢があり、日常とゆう言葉はリアリティーとセットで、愚鈍な繰り返しとゆうニュアンスも含まれていて、

その日常を白飯とするなら、ふりかけや、納豆には、スリルや、快感、いつもとは違うちょっとした選択の変化、例えば、帰り道を一本右に曲がってみたり。
そうやって、日常を生きることに飽きないための工夫をできない、不器用な不器用な若者の話。

生きるとは、変化であり、故に不安定でもあり、留まらず、ひたすらに流れていくことであると仮に仮定すると、死とは、変わらず、安定し、繰り返し、留まり、流れない。

つまらない仕事、安定した給与、ただ繰り返す毎日。
それを何十年とした、おっさんの「今」に対する抗いと哀れな末路。

不器用な若者は、自分もその末路につながる線路を歩いていることに気付きながらも、なにもできず、ただ、若さゆえの生きることへのエネルギーだけが、抗い、暗中を模索。

器用に生きる事をこなせない若者の、生きることへの枯渇した執着心が放つ迫撃砲は、確かに異様であり、無様で、哀れではあるが、その素直なもどかしさは、きっと誰もが、遠い昔に味わった、いつかの未来に味わうはずの確かな人生の一ページを予感させる。

先取りの最新撮影技法

この映画の撮影は全編、今や家電量販店で購入できる、ハイビジョンビデオカメラで行われており、フィルムにはないリアリティーを感じさせる。今や主流となりつつあるPOV(Point of viewの略称、REC,パラノーマルアクティビティーなど、登場人物の主観視点の撮影技法)の先駆けともいえる。

監督はホラー映画で有名な黒沢清。ホラー映画ほどカメラの視点を考え抜く映画のジャンルはありません。今作でもあらゆる視点から、作中の世界を観せてくれます。

先取りのブレイク俳優陣

キャストは、今作が映画初主演となった、オダギリジョー、そのオダギリジョーが憧れだったとゆう、浅野忠信、当時無名の松山ケンイチ、加瀬亮。経験豊富なベテラン勢として、りょう、藤竜也。

若手役者の長所でもあり短所でもある、のびのびした演技の脇をしっかり固め、作品全体に一種の緊張感と枠を与えています。

エンディング曲は、the back hornで、「未来」監督自らが選んだこの曲が、エンディング曲に至るまでにはちょっとしたエピソードが。もしも、あなたが実感のない、繰り返す日常にうんざりしているのなら、テポドンばりの迫撃砲をあなたの「今」に是非。撃ち込まれた後の感慨は、リアリティーを連れ戻すきっかけになるはずです。

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ABOUTこの記事をかいた人

icco(イッコー)

映画館の雰囲気が大好き。あの静けさと、小さな興奮と非日常感。ずっと映画が好きだと思ってたけど、本当は映画館が好きなだけかも。でも、チャーハンとおにぎりとうどんがもっと好き。