グレイテスト・ショーマンに学ぶ差別に打ち勝つ方法

「グレイテスト・ショーマン」
本当に鳥肌ものです。

感動の感動の感動。
涙、涙、涙。
鳥肌、鳥肌、鳥肌です。
もう鳥です。

したがって、感想を先書きます。
あらすじは後!

icco

満足度(100%)

僕でれる!サーカス出れる!

お杉

満足度(95%)

大満足!!

差別の映画でも、マイノリティの映画でもない

これは、差別の映画でも、マイノリティの映画でもない。
私はそう思う。
これは、アイデンティティの物語なのだ。

以前、アイデンティティについて少しだけ記事にした。
映画から学ぶ「事実」と「真実」の違い

今回はもう少し深く洞察してみたい。

アイデンティティとは、単純に言えば、「私は何なのか」という答えだ。
それがアイデンティティである。

つまり、私は、
「お杉」という名前で、
「ストレスシネマの記事を書いていて」、
「〇〇出身」で、
「出身国は日本」で、
「言語は日本」で、
「容姿」、「性別」、
その他、諸々がわかる要素である。

これは、例えば、人間が私一人であるときには成立しない。
なぜならば、全て他者との比較から成立するものだからだ。

私一人の場合、
「お杉」という名前も、
「ストレスシネマの記事」も、
「出身」も、
「言語」も、
「出身国」も、
「容姿」も、
「性別」も、表す必要がない。

なぜならば、一人しかいないからだ。

しかし、社会を形成している以上、複数人必要である。
そこでどうしても他者との差異が出てくるのだ。

そこがアイデンティティである。

つまり、アイデンティティを確立するためには、社会の一員でなければ確立することはできない。
「自分が何かわからない」という状況は社会の一員になっていないと思い込んでいるのだ。

アイデンティティに幅と深さが出てくる

では、「グレイテスト・ショーマン」ではどうであったか。
髭の生えた女性レティは、「親からも隠されて生活していた」と。

つまり、差異が「髭を生やした女性」と、「親からも隠されて生活していた」だけになるのだ。

しかし、バーナムのサーカスに参加することで、同じように差別され生きていた仲間と出会い、初めて、ほかの要素を認め合うことができた。
ここでアイデンティティに幅と深さが出てくるのだ。

したがって、人生が豊かになり、幸福を感じることができた。

レイティはバーナムのサーカスを「家族」と言えたのだ。

これは、レティだけではない。

バーナム自体も、サーカスをし、収入を得、失敗することで、自分のアイデンティティを確立した。
ジェニーも金持ちの家族の中で、愛に飢えた生活からバーナムと一緒になることでアイデンティティを確立した。
ザックも差別にまみれ、常識にまみれ、窮屈な生活からサーカスに入り、人間の温かさをしり、アイデンティティを確立した。

登場人物のそれぞれが「自分の居場所」を見つけたのだ。
アイデンティティを確立できる場所を見つけたのだ。

だからこそ、人間同士の触れ合いの中に生きなければいけない。
愛情、友情の中に生きなければアイデンティティは確立できないのだ。

自分自身に自信をもって生きていくこと

アイデンティティの確立とは、自分自身に自信をもって生きていくことである。

ルーツがどうであれ、容姿がどうであれ、嗜好がどうであれ、自分自身に自信を持ち、胸を張って生きれるかどうかなのだ。

しかしながら、生まれ持って差別に合い、人に嫌われ、軽蔑され、侮辱され、生きてきた人には、その自信を持つことはなかなか難しい。

それはアイデンティティを確立できる場所にいなかったからだ。
自信を持てなかったからだ。
自信を持っても、打ち砕かれてしまうからだ。

したがって、何人たりとも自信を持って人生を生きていけるベースが大切になる。
それを作る努力をする必要がある。

これは本人ではない。周りが、である。

そもそも、差異があって当然なのだ。

その世の中において、差異を認めないことは、悪魔である。魔物である。
「差別」が最も差別されるべきことなのだ。

韓国人とかめっちゃかっこいいじゃん

日本でも差別が未だにある。

私の初恋の方は、在日韓国人であった。
ご両親、祖父母の代からそうだったようだ。
お付き合いするときに、泣きながらそれを告白された。
そして、いじめにあい、誰も信用できないほど悩まされたそうだ。

幸いにも私は、「国」で差別する感覚がない。
私の育った地域では、クラスにハーフがたくさんいたし、町中に外人がたくさんいた。
だから、国が違うことも、片言のことも、違いがあることも普通なのだ。

したがって、その告白して泣いている彼女にたいして、
「韓国人とかめっちゃかっこいいじゃん」
と言ってしまった。
そのときは純粋にかっこいいと思ったのだ。

私は、ずっと日本人の家族の中にいる。
そして、外国人に対して、なんの違和感もない。
これが私のアイデンティティなので仕方がないのである。
国によって、差別しようがないのだ。

もっというと、日本人が嫌だった。
今も嫌である。
日本人としてのアイデンティティを捨てれば、どれだけ彼女のように悩む人がいなくなるか。

「国」による高低を感じている考えを捨てる

彼女は言っていた。
「韓国に帰っても、受け入れてはもらえないんだよ」と。

つまり、全ての人が国というアイデンティティで生きている以上、「国」の差異、ルーツによる差異もなくならない。

これは、別に「国を捨てろ」とか「文化を捨てろ」という話ではない。
「国」に固執する考えを捨てるということである。
「国」による高低を感じている考えを捨てるということである。

歴史の話ではないのだ。
その歴史の当事者しか、その歴史は関係ない。
それを次世代に引き継ぐな。
負の歴史、怒りの歴史を引き継いでもどうすることもできない。
もちろん、戦争は悪である。
しかし、今の世代には、そこからくる差別感は関係ない。

私は、若かった。
そして、初恋であったし、どうしてもその子を落としたかったので、
「差別のない世界を作る、絶対作る」
と無茶苦茶な約束をしてしまった。

しかし、その約束は忘れていない。
全くもって、どうやればいいかわからないが。

お互いが、おじいちゃんおばあちゃんになったときに、ばったり会って、少しの成果でも話せたらロマンチックだなと思って、心の奥にしまってある。

もう、そりゃ踊りますわ

話がそれたが、「グレイテスト・ショーマン」に戻す。
レティの歌はすごい。つい感動してしまう。
たまたま出てきたので貼っておく。

練習でこれなのだ。もう、そりゃ踊りますわ。

歌に思いを乗せるというのはこういうことなんだと思う。

こんなにパワーを歌に乗せることができるというのは、それだけ思いがあるのだ。
もちろん、歌唱力もテクニックもあるだろう。
しかしながら、全身から発する感情が人の心を揺さぶる。

私は、あまり音楽に詳しくない。
いい音楽というのが、感覚がずれていたりする。
これが世の中に認められないとすれば、また感覚がずれているのだと思う。

「ドリームガールズ」も好きだ。
この歌を聴いて、ビヨンセが大好きになった。
一応貼っておく。今度「ドリームガールズ」の記事は書きたい。
ビヨンセはやはり歌手なのだ。
演技で持っていかれていたけど、この歌一つですべて持っていった。

ライバルはパワーと思いで押し切った。
ビヨンセは内的解放で、微妙なパワーバランスで発信した。
それが素晴らしかった。

「グレイテスト・ショーマン」で明日からまた頑張れる。

あらすじ

仕立屋の貧乏暮らしのバーナム。お金持ちのお嬢様チャリティと小さいころから恋をする。
やがて大人になり、結婚。

バーナムとチャリティ、娘たちも仲が良く暮らす。
しかし、バーナムは仕事を転々とする。

会社を首になり、沈没した船を担保に博物館を購入。
しかし、全然売れない。

バーナムは昔の記憶と、娘の助言から、身体的特徴のある世間から隠れた人たちに声をかけ、サーカスを始める。
そのサーカスは大繁盛。一気に注目を浴びる。そして、非難も浴びる。

大成功したバーナムは、フィリップをスカウト。
フィリップのツテでサーカスの仲間とともにヴィクトリア女王と謁見。
そこで、バーナムは欧州一のオペラ歌手ジェニーと出会う。

ジェニーに懇願し、ニューヨークで公演を開く。
ジェニーを呼んだことで世間に一流と評されるようになると、借金をして、全米を回るツアーを組む。

サーカスの仲間や家族からも反対されるが、押し通すバーナム。
しかし、バーナムはジェニーの恋心を知ると去るように家に帰る。
公演の最後にジェニーにキスをされてしまう。
バーナムが戻るとサーカスは火事に。
全てが燃えてしまった。
そして、ジェニーが公演を降りてしまう。

ジェニーとのキスをチャリティにも知られ、そして、家すら担保に入れていたことでチャリティは実家に帰る。

バーで一人寂しく酒を飲むバーナムを励ましたのは、サーカスの仲間。
その励ましで元気をもらい、チャリティを迎えにいく。
そして、サーカスを復活させる。

監督 マイケル・グレイシー(英語版)
脚本 ジェニー・ビックス(英語版)
ビル・コンドン
原案 ジェニー・ビックス
製作 ローレンス・マーク(英語版)
ピーター・チャーニン
ジェンノ・トッピング
製作総指揮 ジェームズ・マンゴールド
ドナルド・J・リー・Jr
トーニャ・デイヴィス
音楽 ジョン・デブニー
ジョセフ・トラパニーズ
ベンジ・パセック
ジャスティン・ポール
主題歌 『ディス・イズ・ミー』
キアラ・セトル(英語版)
撮影 シェイマス・マクガーヴェイ
編集 トム・クロス
ロバート・ダフィ
ジョー・ハッシング
マイケル・マカスカー
ジョン・ポル
スペンサー・サッサー
出演者
ヒュー・ジャックマン
ザック・エフロン
ミシェル・ウィリアムズ
レベッカ・ファーガソン
ゼンデイヤ
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アイデンティティの確立とは自信をもって生きていくこと

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お杉

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