映画から学ぶ「事実」と「真実」の違い

もう悪ふざけ過ぎもここまでくると拍手喝さいです。

なんで事件あった家にted置いた?
どういう意味合いですか?

「え?嘘?」って思うでしょ。
ありますから。

由加利と海原が、小出の家に入って、部屋を眺めるシーンでtedいますから。

もうね。悪ふざけですよ。

icco

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まだみてない。

お杉

満足度(10%)

評価はted

あらすじ

「嘘を愛する女」
由加利は食品メーカーの商品開発で優秀な成績を収めるビジネスマン。小出は、研修医。
二人は3.11の地震のときに横浜で出会う。
由加利は忙しく、家事はしない。酔って遅くに帰ってくることもしばしば。小出は出かける以外には家事をしている。
由加利の母が小出に会いたいと言う。
小出は渋々了解する。
しかし、小出は来ない。
明け方、警察が家に来る。病院へ。
小出は、くも膜下出血で公園に倒れていた。
そして、名前もなにもかも嘘だったことを由加利は知る。
ここから由加利が小出のことを調べる。
友人のおじさんの探偵にお願いし、彼が喫茶店で書いていた小説を元に瀬戸内海に行き、似ている人まで辿りつぐが人違い。
情報を得て、広島に行き、小出の過去を知る。
小出は優秀な外科医。妻子がいたが、育児ノイローゼで子供を殺してしまう母。そして、交通事故で死ぬ。
小出は失踪し、今に至る。
由加利は小出が書いた小説が由加利をモデルにしていることで、気持ちを取り止め、小出と向き合う。
最後は小出が目を覚まし、涙する。

奇跡的な事がうまく行き過ぎ

矛盾点が多い。
伏線がバレバレだ。というか、回想やそれまでの事柄全てが伏線だ。
そして、段取りすぎる。全て奇跡的な事がうまく行き過ぎなのだ。

赤坂に有名なシナリオ教室があるので通った方がいい。

回想
回想とは、過去の出来事を時間軸をずらし表現すること。主人公の記憶の時もあれば、いきなり過去になるときもある。
また、それを利用し、時間軸がわからなくする手法もある。
注意点は、回想の中の回想はないことだ。
もしあった場合は映画のルール違反である。

心葉は、なぜ、郵便物を盗んでいたのか。
由加利の家のセキュリティは?
心葉が小出が預けているロッカーを知った理由。
小出の喫茶店のお金、ロッカーのお金。
アルバイト程度のお金。
由加利は友人のおじさんの探偵をどうやって見つけたのか。友人にばれずに。
由加利が会社を休んだ期間。
瀬戸内海での小出の情報の写真が、最初の小料理屋な点。
小出のおもちゃの意味。整合性。誰が置いたの?人間違えなら。
明らかに似ていない小出と間違えた人。
事故する前としたあとの場所。
車のタイヤがすぐ直る。ねじ曲がってるのに。
広島の家が田舎すぎる。
広島の家に簡単に入れる。
広島の家がそのまま。
家にtedがいる。

もう疲れた。

これだけ整合性、リアリティがなければ、役者も役作りもできないし、おかしなことになる。

長澤まさみが一番の被害者だ。
キャラ設定も無茶苦茶。
前後関係も無茶苦茶。
段取りの中で起こることに対して、無理やり感情を引き出すから、訳の分からない演技になるかわいそうだ。

桜は日本の文化の象徴

桜の枝を折ることは、私は嫌いだ。
これは法律云々の話ではない。嫌いだ。
梅ならいいのか。いや、違うが、桜はダメである。
個人的な意見だ。

とある大学では、配送業者が桜の枝を引っ掛けて折ってしまったことがあった。
そして、担当を変えられてしまったのだ。
創立者がその桜に思いを込めて植えているから大切だったのだ。
日本人にとって桜とはそれほど大切な花であり、象徴だ。

これは文化であり、情緒なのだ。

「くも膜下出血で倒れた彼のために桜の枝を少し飾ろう」という、エゴでしかない。
実際にそのような状況で、持ち主がokを出せばいいと思う。
しかし、これは映画なのだ。リアリティを求め、リアルであってはいけないのだ。
エンタテインメントで日本の文化に傷をつけてはいけない。

アイデンティティは自己のみでは確立しない

広島で隣のおじさんに、「あんたは彼のなんだ?」と聞かれるシーンがある。
そこについて言及したい。
由加利は答えに戸惑うのだ。そして、「妻です」と答える。

これは面白い表現だった。
この問いは、「あなたのアイデンティティはなんですか?」と聞いているのだ。
そして、アイデンティティは自分だけではなく、相手がいることによって成立することを示唆した。
つまり、自己のみでアイデンティティは確立することなく、他者がいて始めて成立し、確立できるのだ。
自己のみでは自己を知ることができない。
自己と他者との比較があって始めて自己を認識できる。
その表現であった。

映画はずさんだが、その点を色々とこちらが汲んで解説するに、由加利は小出がいて始めて、彼女にも妻にもなれる。
そして、「由加利が5年間何者であったか」がわかるのだ。

由加利は小出を調べたのではなく、5年間の自分探しの旅をしたのだ。
小出を通し、自分を見つめたのだ。
設定が無茶苦茶なのでわかりずらいが、探す中で、由加利は成長する。(本来は)
そして、小出を受け入れるのだ。
(本当は、由加利を想っていない方がいい。成長がよりわかるからだ)
そして、事実と嘘と真実を受け入れ、より幸せな人生を歩む選択をする。
(これが本来、描きたかったことだろうが、ずさん過ぎてできていない)

事実と真実は違う

本来、人間は完璧ではない。
完璧な人間などいないのだ。
間違えもあれば、失敗もある。
それを補うために嘘もつく。大きい嘘も小さい嘘も。
しかし、それを追求してしまうと、人間関係が破綻する。

潔癖症や完璧主義の方は許せないかもしれないが、人間はそういったものである。

事実と真実は違うのだ。

多くの人は事実しか見ない。
そして、その事実の見方も自分のフィルターを通して解釈する。
人によっては、善人で、人によっては悪人になる。

それは、真実を見ようとせずに、事実を見ようとするからだ。

弁護士でも検事でも裁判官でもない。
人間関係においては、事実ではなく、真実をみるべきだ。

その事実と真実の差は何か。
それは、「どういった思いがあるか」ではないだろうか。

人の行動は、全てその人の思考が影響する。

ダイエットを本気でしたい人は、本気で痩せようとする。
からあげもケーキも食べたくなくなるのだ。
(だからiccoは痩せない。本気ではないからだ。昨日もチャーハンを食べていた。)

つまり、
人を思った行動なのか、
組織を良くしようとして行動したのか、
正義感からくる行動なのか、
逃げようとした行動なのか、
保身から来る行動なのか、

事実ではなく、真実を見なければいけない。

そして、否定や批判をするときは、真実を否定・批判しなければ意味がないのだ。

日体大の内田もボクシングの山根明も真実は「改善しよう」、「より良くしよう」、「勝とう」だったと思う。
しかし、そのやった行動の事実を潰したところで、改善はしない。
真実の根っこが変わらない限り、また、同じような人間が現れ、同じような問題を起こす。
これは、時代が変わっても、価値観が変わっても、根っこを変えない限り変わらない。
(日体大の問題もボクシング協会の問題も日本人の事なかれ主義と改革、成長意欲がなかったための問題だ。これが根っこである。)

真実が見れないから、根本的解決法がでないのだ。
そして、解決しないのだ。

事実のみで否定する「悪」

また、真実を見ずに事実のみをみて否定する人もいる。
それは、全くの悪である。
真実が大切なのだ。
真実を見ようとしなければいけないし、その目を養わなければいけない。

事実のみを見て、真実を追求しなければ、善の芽を摘んでしまう。
そして、悪に負けてしまうのだ。

それができなければ、ずっと堂々巡りの人生を歩むことになってしまう。

映画で言えば、由加利は、小出の真実を小説ではなく、違う形で感じ成長してほしかった。
それだけでも十分よかったのに…。

この映画は、くそ最低なtedだけが印象に残る映画に成り下がっている。

監督 中江和仁
脚本 中江和仁
近藤希実
製作 市川南
製作総指揮 阿部秀司
音楽 富貴晴美
主題歌 松たか子「つなぐもの」
撮影 池内義浩
編集 鈴木真一
出演者
長澤まさみ
高橋一生
吉田鋼太郎
DAIGO
川栄李奈
黒木瞳
icco
お杉は私がチャーハンを食べたという事実だけをみて批判しているのである。

そう、真実はチャーハンが私を呼んだのである。わたしはダイエット中、けれど呼ばれて無視するような冷徹な人間ではないのである。

事実は小説より奇なり。

あ~ビールも飲んじゃった。

お杉
もう駄目だこりゃ。

料理人とか、お店とかではなく、チャーハン自体に感情移入してる。
もう、ぬいぐるみとか人形とかそういうレベルでチャーハンをみてる。

もはや、打つ手なし!

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お杉

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