シェフ 三つ星フードトラック始めました 時代の変化に合わせて生き延びろ

全ての職人・クリエーター・技術者の方々に観て頂きたい

最高に面白い映画です。
全ての職人、クリエーター、その他の技術者の方々に観て頂きたい。

昨今、日本では、パワハラだ、ゆとり世代だ、云々カンヌンと御託を並べ、本質には迫ろうとしない。
その場凌ぎの、それなりにその場を乗り切る手法を取る。

そして、古い人間は、それまでの旧態依然とした体制をとる。
やる気や、根性、パワーで乗り切ろうとする。

新しい人間は、それをバカだと鼻で笑い、アルバイトに明け暮れ、現実を直視せず、自らの実力がないのにも関わらず、それまでの人たちや体制、環境を否定し、新世代を豪語する。

もしくは、生活を守るため、自分を守るため、長いものに巻かれて、それなりの生活をする。
車のランクくらいでしか差がわからない。

ただ、そう言った人間達だけではない。

非正規雇用が拡大し、見えないところで格差が広がり、それまでの保証制度が崩壊している。
価値観、生きる意味、人種や文化の多様化が進んだ。
そういった社会の中において、今まで「考えること」を強要されてこなかった大多数の人々。
急に「考えること」「発言すること」「責任を持つこと」「自分をプロデュースすること」を強要される時代に変わったのだ

それを受け入れられない人が多いことは確かである。
8:2の働きアリの法則が適用されるからだ

はっきり言って、全て間違っている。

時代に順応しないと人間は生きていけない

あくまでも、時代に順応しないと人間は生きていけないのだ。
「ルールを守ること」、「ルールを守らせること」、はルールに守られてる

それらを主にする人間は、ルールを作る人間には到底勝てない。絶対に勝てない。
時代は常にルールを作る側にプライオリティを置く。
したがって、それらを主にする人間は時代に従わない限り、負ける。

それは公務員やその他、国から給料を貰ってる人間だけではない。
一般人もそうである。

今回、映画の中でそう言った社会構造をまさに表現しているのが、ツイッターで拡散された喧嘩である。

主人公は不器用なのだ

この映画はわかりやすくSNSを利用した。
わかりやすい。
SNSがいいか、悪いか、の議論をしたいのであれば、他の映画ですればいい。

論点はそこではない。

論点は、「技術(実力)がある中で、決定権は持てず、鬱屈した感情を持つ人間はどうすればいいか」である。
それが今回の映画のテーマで最大に今の社会に対してわかりやすく説明してくれている。

この映画は、基本的には「対比」の手法を取る。
オーナー対シェフ、父親対息子、大衆対個人、デジタル(SNS」対アナログ(料理、接客)、金持ち対貧乏。
その他も対比をあげればきりがない。

この手法をうまく使い、最後まで仕上げている。

主人公は不器用なのだ。

料理しかしてこず、料理に命をかけ、家族も犠牲にしてしまう仕事人である。
まともに子供と接することもできない。
仕事に対するモチベーションは客の笑顔。
それしかない人間である。

そのただの仕事人間が、社会と向き合い、息子と向き合い、自分と向き合う中で、成功を収める。

社会に順応するために向き合うのだ
この映画は、そこに勝利の方程式を見出しているのだ。

「あなたは最高の技術を持っている、使われるな、うまく自分を活かせ」

映画、物語なので、かなり成長が早い。

しかしながら、伝えたい要素、伝えたいこと、それが素晴らしい。

これからの時代、ITが進み、全てがオープンの世界で、AIに取って代わられてしまう仕事がどんどん出てくる中、職人、クリエーター、その他の技術者がどう生きていくべきかを示唆している。

総じて職人と言うが、彼らは殻に閉じ籠りやすい

誤解がないようにしたいので、比較するが、営業でガンガン他の業種の一流の人間達と話す職種に比べると殻に閉じこもりやすい。
接する人間、社会が限られるからである。
これは現実だ。

そうした人たちに、

「ツイッターはわからん」
「オーナーの言うことは聞きたくないが自分のこだわりは通したい」
「移動販売なんてできない」

などと言うことではなく、

時代の変化に合わせて生き延びろ

と伝えているのだ。

あなたは最高の技術を持っている、使われるな、うまく自分を活かせ」と。

前述した、見下した態度の若者などはどうでもいい。

まずは誰にも負けない実力をつけよ。

しかし、実力をつけ、努力をし、社会で揉まれ、我慢をし続け、成功しない人が多いのも事実である。
そう言った、社会的な大多数の資本家にいいように使われないための示唆なのである。

こんな素晴らしい映画は観たことがない。
最高の映画である。

「ありがとう」と言いたい。

監督 ジョン・ファヴロー
脚本 ジョン・ファヴロー
製作
ジョン・ファヴロー
セルゲイ・ベスパロフ
音楽 マシュー・スクレイヤー(音楽監修)
撮影 クレイマー・モーゲンソー
編集 ロバート・レイトン
出演者
ジョン・ファヴロー
ソフィア・ベルガラ
ジョン・レグイザモ
スカーレット・ヨハンソン
オリヴァー・プラット
ボビー・カナヴェイル
エムジェイ・アンソニー
ダスティン・ホフマン
ロバート・ダウニー・Jr
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お杉

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