セイフ ヘイヴン 最後の最後で完全にトドメを刺してしまった


途中まで、あー惜しいなーって思っていた。
しかしながら、最後の最後で完全にトドメを刺してしまった。

良かった点は俳優が素晴らしいこと

これらは後述するとして、最初に良かった点をあげる。

主役の二人は最高であった。
この二人を観るためだけの映画だろう。
つまり、二人のいちゃいちゃPVである。

まず、ジョシュ・デュアメルは皆さんご存知の通り。
トランスフォーマーで大活躍するカッコいい彼である。
今回も随所にカッコよさが滲み出ている。
というか、ずっと出ている。女性ウケは間違いない。

ヒロインのジュリアン・ハフもかなり可愛い。
スタイルの良さといい、顔立ちといい、仕草といい、可愛いしかない。
子供好きが出ている点も素晴らしい。

また、デビッド・ライオンズも良かった。
今回初見だったが、いい感じに狂気を演じれていた。

総じて俳優は素晴らしい。
俳優として、好かれる嫌われるをしっかりと行えている。

夢オチ幽霊オチは最低である

では、酷評をしていこうと思うが、突っ込みどころが満載過ぎて、辛い。

まず、夢オチ、幽霊オチはダメ。
しかも、今回はそんな要素がそれまでに一切なかった。
「観客を裏切った」まさに裏切っている。
最悪の手法をとったところで、もう全て台無しだ。

その手前までは、「あー惜しい、もっと実は彼が犯人でした、をうまくネタ明かしして欲しかった」だったのに、完全にアウトである。

以前にも書いたが、幽霊とエイリアンが出てきてしまったらなんでもありになる。
つまり、最後は犯人の夢の中の空想で「そういう悪いことしちゃダメよ」という映画にもできるのだ。

感情導線を無視した最低な台本

今回はそれが甚だしいのでもっと言及したい。

これらは視聴率目当てのテレビドラマの手法なのだ。
週1回、その時間に観る時間を取らさなければいけないため、どんどん過度な演出をし、感情導線を無視した、展開ばかりの物語になる、手法なのだ。

お杉は、ウォーキングデッドもロストもアメリカドラマは比較的好きだ。
それは「ドラマだから」、「ドラマとして」である。
だから、どんどん人が死んでいいし、無理矢理な展開をしていいのだ。
出なければ何時間も観れない。

しかし、映画は違う。

わざわざ、映画館に足を運び、90分から120分没頭して観るのだ。
その映画から何かしらを掴もうと、何かしらいいものを得ようとするのだ。

したがって、わざわざ無理矢理な展開をしなくても、しっかりと感情導線を汲んだ流れにしていれば、人は共感し感動し、明日から頑張れるのである。

ちなみに、最後の手紙がそのまま手紙で感動的な言葉が書いてあれば、それまでの残念な点を忘れ去り、拍手を送れただろう。
それくらい役者の演技は良かった。

しかし、あの手紙のネタバラしのせいで、今後の家族の行く末も、「彼女は幽霊と話し、その地で、霊媒師的なことになるのか」など、どんどん余計な想像が膨らむ。
全くもって無意味で何も感動しない、駄作中の駄作の展開である。最低な台本だ。

登場人物の気持ちが全くわからなくなる

次に、感情導線が汲めていない展開は最初からあった。
最初はサスペンス要素が多く、「彼女は犯人なのにみんな大丈夫!?」という気持ちで話が進む。

しかし、展開していくと、
「人を殺したばっかりで、すぐに人を好きになれるのか」
「殺人があった家で、酒を飲み、寝れるのか」
など、変な疑問が起こる。

それがネタバレすると、「実は悪いのは刑事でした」と。
「今までのことスッキリしたでしょ?」と言わんばかりに、他を無理矢理そっちに持っていこうとする。
しかし、気持ちは全く解決しない。

むしろ、「今まで何を見ていたんだ」という気持ちになる。
設定とか、人間とか、そのほかすべてを疑い、何を信じていいかわからない感情導線に入るのだ。

単純に二人の恋はいいものなのだ。
したがって、元夫の話はいらない。
サスペンス要素を入れたいがために、そのような展開にするから、余計、どういった感情で観ればいいのかわからなくなる。

また、彼は指名手配書を見てから、彼女を問い詰め、家族を思い彼女から離れるが、何がきっかけでまた追いかけたのか。
全くわからない。

彼の行動は、「その疑いをも超えた彼女に対する信頼の現れ」=「愛」と言いたいのだろうが、果たして現実的に考えてそんなこと有り得るだろうか。

田舎町に殺人犯がきて、一夜まで過ごし、息子娘、街の友人とまで、楽しく生活し、街の一員になっている。
しかし、一歩間違えれば、また、誰かを殺すかもしれない。
大切な人をまた失うかもしれない。

「その葛藤とそのリスクを打ち砕くための」、「彼女を信頼するための」または、「その不安を払拭するための」「それ以上に大切な存在であるという証明」の要素が全くないのだ。

それをも超えた愛なのであれば、「もちろん、街も家族も全て捨てて一緒に出ていくだろ?」と言いたい。
あまりにもご都合主義であり、段取りなのだ。

その他、言いたいことはあるが、これらの点だけでも観るに値しない映画であることはわかっていただけたと思う。

5流映画であり、観る価値のない映画である。
俳優が良かっただけましなのだ。
残念ながら、それ以外には何もない。

監督 ラッセ・ハルストレム
脚本 ダナ・スティーヴンス
ゲイジ・ランスキー
原作 ニコラス・スパークス
『セイフ ヘイヴン』 (SBクリエイティブ文庫 刊)
製作 マーティ・ボーウェン
ウィク・ゴッドフリー
ニコラス・スパークス
ライアン・カヴァノー
製作総指揮 ジェイソン・ベックマン
Jason Colodne
Shannon Gaulding
トレイシー・ニューベア
タッカー・トゥーリー
音楽 デボラ・ルーリー
撮影 テリー・ステイシー
編集 アンドリュー・モンドシェイン
出演者
ジュリアン・ハフ
ジョシュ・デュアメル
デビッド・ライオンズ
コビー・スマルダーズ
icco
うん、とりあえず面白くなさそう!だから、見ない!ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/イヤァ~
お杉

いや、みてよ。
感想書いてよ。
もう二人に酷評されたら、この映画終わり。

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お杉

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