映画が始まるまえに、なんか謎のテロップでるの分かりますか?
例えば、邦画なら、磯に荒波がぶつかって、三角の中に東映、洋画だとワーナーBROSとか。

あれは、その映画を買った会社の名前なんです。
映画の作製から、公開までの流れをざっと説明しましょう。
ちなみに洋画バージョン。
映画製作 (スタッフ、出演者頑張る)
↓
出来上がった映画の披露会開催
(大抵の場合、何本もの映画が売りに出されるパーティ的な感じ)
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映画を買い付けに営業マンたちが集い、値切り合戦。
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営業マンが買った映画に有効期限つきの映画の利用権利が売られる。
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営業マンが、映画館を所有している会社に、買い付けた映画を売りにく。
一週間、一億円だよ~とか。
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映画館を所有している会社が、その映画を買って、上映開始。
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おすぎが観る。
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有効期限がきれると上映終了。営業マンに映画の権利を返す。
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営業マン、DVDにしてTSUTAYAに売る
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営業マン、期限が切れると、映画製作元に権利を返す。
ってな感じです。
この、営業マンが所属する会社を、配給会社といいます。
映画の始まりに出てくる社名ですね。
で、映画館を所有している会社を、興業会社といいます。
最近は、配給会社が映画館を所有しているので、制作元から映画を買ったら
即、自分のとこの映画館で上映ってのがセオリーです。
邦画の場合は、映画制作の会社から、配給、興業まで一括して一つの会社がすることが多いので、
こんなに複雑じゃありません。
あくまでも、一例で、ざっとの説明です、本当はもっと複雑です。きっと・・・。
映画が好きで、映画の仕事をしよう~、とまじめに考えた10代の若き日の私は、
映画を作るより、作られた映画をたくさん観れる配給の仕事がしたいと思い調べました。
しかーし、この配給会社、もちろん色んな会社があるんですが、
単純な話、大きい資本がないと無理なのです。
映画を期限付きとはいえ、買い取るわけですからね。
で、大手の配給会社、松竹、東映など、ここはもう、いい大学でないとだめなんです。
当時10代で、高卒で、勉強するとよだれが止まらない病気だった私には・・・とても・・・。
で、外資はどうだと思い、GAGAとか、好きな映画を配給している会社を調べたんです。
すると、営業マンとして中途採用はありました。
しかーし、英語が話せないとダメ。
やっぱりね、だって外国に映画買いに行くんだもんね・・・。
そうして、私は英語の勉強を始めるのでした・・・。
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