B級サメ映画の金字塔、シャークネード遂に完結。サメ好きなら避けては通れないサメとトルネードの夢の競演がいよいよクライマックスを迎えます。
それも、なんと劇場公開!ゲオやTSUTAYAで100円レンタルしかしてこなかったシャークネードファンのみなさん、4DXの最新映画館でフィナーレを飾りましょう。


満足度
B級サメ映画ナンバー1のおバカさん
もはや映画のキャッチコピーからしてたまりません。
「サメてる奴は喰らいマックス!秋サメ前線到来!」もう最高、本当にありがとう、シャークネードシリーズ!とサメ映画ファンの心は踊り散らかしています。
シャークネード完結編となる今作はシリーズ6作目。一番最初のシャークネードとの出会いは、テレビ東の午後のロードショーで放映された『シャークネード サメ台風』でした。
以来、シャークネードシリーズは、LA、NYなどの大都市を舞台に繰り広げられ、遂には宇宙でのサメとのバトルまで勃発。しまいにはサイボーグなんかも登場して最新鋭の武器とチェーンソーで戦いは続きました。
B級サメ映画は数多くありますが、ここまでシリーズ化して続いたのはシャークネードだけ。
ここまで来たら、釣りバカ日誌や寅さんのようにずっと続いてほしいと、サメ映画ファンなら誰しも願いました。
しかし、すべての物語には必ず終わりがあるんですね。
B級サメ映画のラインナップ
サメ×トルネードという半端ない設定でB級サメ映画界をけん引してきたシャークネード。シリーズ化はしなかったものの、とんでもないおバカな設定で制作されたサメ映画は他にもたくさんあります。
1作目はダブルヘッドジョーズでしたが、トリプルにパワーアップ、最新作では、ファイブヘッドジョーズとなって、大変なことになります。
1匹だけでも厄介なサメに5つの大きな口が付くんですから、恐怖も5倍増しですっ。
地球温暖化により地表はなくなり、ほぼ海に。そして、サメが地球の支配者となる。まさに、猿の惑星を彷彿とさせますが、きっと、きっとこちらを猿の惑星がパクったんだと思います。
続編となる、鮫の惑星:海戦記(パシフィック・ウォー)も、どこかで聞いたことがあるような気もしますが、気にせずサメを見ればいいだけです。
絶対猿の惑星から名前決めたやろ#鮫の惑星 pic.twitter.com/t786SXMR4o
— たくま (@takuma1028_88) March 3, 2018
大ヒットしたサメ映画MEGですが、MEGに出てくるメガロドンなんて相手にもならないスケールのメガシャーク。巨大タコやワニとも戦ってきましたが、ついに、人類が英知を結集して作ったメカシャークとの闘い。
度肝を抜かれ続けることをお約束します。
サメ映画はクライマックスで決まる
サメ映画の一番大事なところはクライマックス。とにかく強くてとんでもない大型のサメをどうやって倒すのか、ここに作品の出来不出来を決定するポイントがあります。
ジョーズならガスボンベを加えさせて銃で撃って爆発、ディープブルーも同じような感じでした。
MEGはジェイソンステイサムの男気パワーでやっつけ、icco大絶賛のA級サメ映画ロスト・バケーションでは、船の錨(いかり)を使って仕留めました。
そして、シャークネードのクライマックスと言えばチェーンソー、アメリカと言えばチェーンソー!と言わんばかりに、すべてのシリーズでチェーンソーでサメを真っ二つに切断してきました。
シリーズ完結編となる今作に至ってはもう、タイトルにラストチェーンソーって書いちゃってます。
さすが、B級サメ映画ナンバー1と言わざるを得ません。あからさまにクライマックスを宣言しています。
テレ東の午後のロードショーから始まった伝説も、ついに4DXで上映されるまでの人気を獲得し有終の美を飾ろうとしています。
サメ映画好きならもう、行くしかありません。


ホホジロザメって水族館で育てられないみたいね。
世界中のどの水族館にもいない。
他の魚食べちゃうからって思うでしょ。
でも、実は……。
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えっと、これはB級映画ではありません!確かにモックバスター(大作の便乗パクリ)作品等のB級映画で有名なアルバトロスのロゴが出て、作った会社もアサイラムなんですが、「シャークネード」シリーズは劇場映画ではなく、単発の長編TVドラマです(本当はレンタル屋さんの「海外ドラマ」の棚に置いてあるべき作品)。
その最新作を、日本限定で4DX上映にて劇場公開というワケですね。
TVドラマなので、B級映画同様、普通の映画よりは低予算なのかも知れませんが、SF作品専門のサイファイテレビの作品なので、それなりにお金掛かってそうな映像でした。
これだけCGをふんだんに使い、アクションシーンの多いドラマなど、日本では到底作れないでしょう(作れるとしたら「ウルトラマン」か「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズ位?)。
4DXに魅かれて、過去作を全く観てないまま、昨日の封切日に映画館にGO!しちゃったんですが、アサイラムなのにショボくなく、他の大作の便乗パクリでもなく、素晴らしい大冒険活劇でしたよ!\(^O^)/
邦題にあるチェーンソーはあまり出て来ないし、サメについては「迫りくる恐怖」みたいな演出は全く無く、槍の様に大量に降ってくるのをひたすら打ち返し、弾き飛ばし、ぶった切り、ビーム砲撃ちまくりでしたが、次々に色んな時代に飛びまくりながらの主要人物たちの人間ドラマがグッと来ました!O(^O^)O
歴史上の偉人が次々に登場しちゃうのもご愛嬌!
あと4DXですが、「雪」の効果が多用されてて、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場の最前列では、すっかり泡まみれになりながらの鑑賞だったのと(サメの代わりに泡との戦い!)、「熱風」機能も使われてたので、ぜひ「熱風」機能のある所でご覧ください!
満足度(70%) 予告編を見ただけで、なんだか温かい気持ちになる。そんなサメ映画、シャークネードしかない!