THE BACK HORN イキルサイノウ THE BACK HORN3枚目アルバム

the back horn
THE BACK HORN  イキルサイノウ
イキルサイノウ ジャケット
概要
1998年4月に菅波栄純が専門学校在籍中に他のメンバーへ声を掛けたことによりバンドが結成される。結成当初は「魚雷」という名前だった。鋭角的な口語を用いた退廃的な歌詞にアグレッシヴで破壊的なサウンドが特徴である (アコースティックなサウンドやストリングスを導入した楽曲もある)。戦争・平和・孤独・死・愛・生・つながりなどのヘヴィーなテーマが多く、ほぼ全ての楽曲の歌詞に日本語を用いて、タイトルも主に日本語表記 (ひらがな・カタカナ・漢字)を用いる。2005年には台湾・スペインでもライブ活動を行い海外進出を果たす。
作品データ
製作年
2003年10/23
レーベル
SPEEDSTAR MUSIC
映画アカルイミライ、タイアップバンド

THE BACK HORN通算3枚目のフルアルバムとなる『イキルサイノウ』。己らの内側から放たれる混沌とした光を11曲にまとめた、なんとも重たく淡く、そして汚く醜く、鋭く輝きを放つ作品。

のっけからカオス全開のイントロの『惑星メランコリー』。
黒く重たい菅波栄純(Gt)のギターの轟音に目を覆いたくなるほどの極端な現実を叫ぶ山田 将司(Vo)の歌声に飲み込まれる。

その勢いそのままに、闇を抜け光の先まで疾走していくような『光の結晶』。岡峰光舟(Ba)、松田 晋二(Dr)から繰り出されるタイトなリズムに鋭利に光るメロディーは、ある夏の日常をそのまま駆け抜けていくシングル曲。怪しくゆれる音に渋谷という街を舞台に始まる『孤独な戦場』。

音数少なく、かつ淡く響く『幸福な亡骸』、アルバム中最も爽やかなメロディーを放つ『花びら』につては生活感のある綺麗な景色を浮かばせてくれるもののやはり寂しげ、儚げ。またも怪しく重いメロディーとリズムから肉感的な情景を魅せつける『プラトニックファズ』。

曲名の通り、展開を追うごとに毛羽立っていくような音が世界観に引き込む。シンプルなギターリフ(小節を繰り返す音)から力強く繋がり、サビを迎える部分で轟音が爆発する『生命線』は強い意志を基に生きるということを歌うシングル曲。

アルバム中唯一のバラード曲である『羽根~夜空を越えて~』、轟音ギターにエレクトロニカ要素を含むサビの『赤眼の路上』、不条理というものを厚みのあるリフに乗せ、呟き、叫び、また呟きと繰り返し堕ちた聖歌隊のようなコーラスから終わりを迎える『ジョーカー』。

そして『未来』へ。

生きること、生きていること、生きていくことを前面に押し出しだしたまさにアルバムタイトルの『イキルサイノウ』がつまった作品だ。

特にアルバムの最後に収められている『未来』については映画『アカルイミライ』のメインテーマとなっている曲でギリギリの灯りを保っているようなギターの音色。心臓の鼓動のようなドラム。微かに、だが確かに脈打つ血管のようなベース。

それら全てが声にするような歌はこのアルバムの締めにふさわしい。THE BACK HORNという人間らしいバンドが放つ、まさしく人間そのものの歌だ。
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